IPO大好きミッツです。
さて、先日IPO株を一株から購入できるネオモバ証券について」検証しましたが、ネオモバ証券のデメリットの一つとして、IPO上場初日に売却できないということがありました。
一般的には上場初値売りがセオリーとされているが・・・。
私もよく調べずにこの説を信じていたのですが、ホンマかいな?とおもったのでちょっと調べてみました。
結果からいうと、ネオモバの懸念点であった上場2日目売却は意外に悪くないことが判明しました。
検証内容
〇2019年新規公開株 2月22日上場の【識学】~12月12日上場の【メドレー】まで 69社で検証。
〇上場初日、2日目、3日目の値動きを比較。本当に上場初値売りが有効なのか検証していく。
検証開始
データはエクセルでまとめました。詳細なデータはほかの検証で使用するので一部のみお見せします。
まとめるのに2時間くらいかかりました・・・
検証結果
面白い結果が出ました。
まず募集価格の69社の合計が139,320円。上場初日の初値売りは245937円。
245937 - 139,320 = 106617 これがもしIPOがすべて1株当選した場合の総利益ですね。(まぁそんなことは100%ないんですが)
1社あたりの1株平均利益
ちなみに 106617 ÷ 69 = 約1545円 結構な額ですね。
実は上場2日目初値が高い。
勝率でいうと、初日初値 34 勝。2日目初値 33勝。1引き分けで若干初日初値に軍配が上がりました。
しかし上場初日よりも2日目の方が総売却額は高くなる結果に。意外・・。
3日目はさすがに勝率が下がるが・・・。
初日初値を3日目初値が上回ったのは26回、下回ったのは42回。
ただ、総合計でいうと3日目所初値の方が高いんですね。
結論!
割と上場初日初値売りにこだわる必要はない!
これが2019年のIPO検証の結果になります。
また、そうなるとネオモバのデメリットが一つ消えることになります。勝てる投資なのかもなぁ・・。
検証の対象数が少ないので、ばらつきがあるかもしれませんが、ぜひ投資の参考にしてみてください。