カラ売り勝利の十則
株価が下がりやすい場面
空売りは需要の悪化を狙う
・大型の新規上場・新株発行前
・日本株は3月9月・米は12月6月。決算1か月前は利確のため売りに転じやすい。
➡日本株は2月8月に値を下げやすい、ということ
・月末は各証券ディーラー等のポジション整理のため、売り注文が出る。取引上の月末は27日前後。25日前後から売りが出やすい。
また、3月9月は配当月であり、権利確定後売りが出やすい。
➡基本的に22~3日に空売りを仕込むと勝率が上がる?
➡ところが、権利落ち日に空売りを仕掛けていた場合、調整金を取られてしまうらしいです。ということは、この時期には空売りを仕掛けない方がいいですね。
検証 2月8月の20日前後に日経で空売りを仕込んだ場合の勝率
時間があれば検証してみます。
空売り銘柄を決める下降トレンド入りのサイン
①株価の最大値は最大の出来高を伴う
➡その後強い銘柄は ①3日でさらに上昇(かなり強い銘柄)
② 5日で切り返し(余力を残している銘柄)
③ 週ベースで3~5週連続で上昇する(最強の銘柄)
④ かなりの上昇(20~40%)の後、3週間以内に高値を更新する(普通の銘柄)
➡出来高を伴う大きな上昇で、3週以内に高値を更新してこない銘柄を狙う。(天井で捕まえた客が、怖くなって手放しはじめる)
さらに、高値から10%程度落ち込んだ場合、さらに下降トレンド入りした可能性が高まる。
空売りの開始タイミング
あや戻し
下降トレンド中の若干の上昇。出来高が増えないことが特徴。少し値を戻すが、1~5日で下落に転じることが多い。それ以上になった場合は、上昇トレンドに入ったことを考慮しなければならない。
また、それ以前の安値を割ってくるときはあや戻しである。
持合いからの下落
持合いが長ければ長いほど、その後の下落幅が大きくなる傾向がある。ただ、上昇する場合は大きく上昇する場合がある。
下値がじわじわ下がってくる持合いの場合は下降トレンドとみることができる。
出来高を伴った下落
大口の顧客が離れたことを示す。
二番天井
1番目の上昇の後、出来高が伴わないもの。1番目の天井の後、2週間前後で表れやすい。
利食いのタイミング
①短期間で5%下げた場合は、押し目買いなどでいったん反転しやすいため、利食いすべし
②相場全体が上昇しそうな場合(全銘柄撤収する)