新卒がうつ病で退職すると生活に困る
さて、彼女の精神的な不安定さももちろん気になるところではあったのですが、金銭的な面で大きな不安要素になりました。というのも、
という地獄のような負のスパイラルにはまり、休職・退職してストレスの源はなくなったはずなのにうつが悪化してしまうことになってしまいます。
実際、私の彼女の貯金は一時期3万円になり、どうしていいかわからず、私にも相談せず、来月の家賃も払えない。そして心の調子も悪くなるという最悪の事態になっていました。
そこで、今回の記事では、私たちがお金に関することで想定外だったことを紹介します。
うつ病のお金・復職に関して想定外だったこと
新卒でも、うつ病で休職していると転職は難しい
まぁ、うつ病って言っても若いし第2新卒枠でどっかしら取ってくれるだろう
と、高を括っていました。
彼女が休職して2か月ほどたち、だいぶ調子が戻ってきたので、3つの転職サイトに登録して、転職活動をスタートさせました。
結論から言うと、ほぼ全滅。もちろん経験やスキルがあるなら話は違うと思いますが、新卒であればやはり厳しい現実が待っているようです。
じゃあ派遣・・・、とも考えたのですが、派遣会社でもなかなか紹介できるものがないといわれてしまいました。こうなると
私はどこも採用してくれないくらい駄目な人間なんだ・・・。
みたいな風に落ち込んでしまいました。
もしうつ病だったり、会社に問題がありすぎる場合は休職期間を挟まずに転職活動した方が紹介してもらえる数は多いようです。
うつ病の傷病手当の振り込みは手間と時間がかかる
彼女の場合、休職期間が3か月ありました。しかし、うつなどで休職をしている場合は傷病手当を受け取ることができます。
これは普通に働いた6割程度の賃金をもらうことができる制度です。
これは本当にありがたい制度なのですが、会社と精神科の先生に書類を書いてもらわなければならず、これに手間がかかってしまいます。
さらに振り込みまで1~3か月ほどかかるようです。(彼女の場合は1か月で支給されました。)
なので、本当に貯金額がぎりぎりになり、精神的に追い詰められてしまいました。
新卒が退職した場合は、休職手当が支給されない。
退職後数か月は失業手当がもらえるはず・・。
と計算していたのですが、ネットで調べると
つまり、新卒で1年以内にやめた場合、失業手当もらえないのか・・・。
と落ち込みましたが、実は助け舟が。
と、半年やめずにいれば失業手当の対象になるようです。
失業手当についての記事です。
まとめ
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